京の夏の風物詩として知られる五山の送り火。お盆に帰ってきた先祖の霊が冥界に戻るのを送る行事、五山の中で最初に点火されるのが如意が嶽(大文字山)。
Modify : 2023-08-17 11:57:40 ✎ さくらがい
「桐の花」を見ると、昔、女の子が生まれると庭に桐の木を植えて嫁入りの際の桐の箪笥にと願った風習が思いだされます。たしかに桐は古典的な趣のある花で高貴なイメージがありますね。
Modify : 2024-10-24 13:11:37 ✎ さくらがい
良忍上人が大原の山奥にある「音無の滝」を前にして声明の練習を行なっていました。初めは声明が滝の音に消されて聞こえなかったのですが、稽古を重ねるに従って滝の音と和し、やがては滝の音が消え、声明が朗々...
Modify : 2023-08-23 15:46:28 ✎ さくらがい
京の夏の風物詩として随所に七夕まつりの行事が見られます。花屋さんに頂いた笹飾を手にして地下鉄のホームで電車を待っていると ‷ あ、そうだ今日は七夕の日なんだ!” と忘れ物をしたような人の声が耳に届い...
Modify : 2024-02-21 13:44:33 ✎ さくらがい
「♬ 庭の山椒(さんしゅう)の木 鳴る鈴かけて・・」が歌いだしの『ひえつき節』は宮崎県の民謡です。 〝さんしゅう” とは山茱萸(サンシュユ)の木を指すものと思っていたのですが、実は山椒(サンショウ)...
Modify : 2023-02-23 12:11:45 ✎ さくらがい
千利休は織豊期の茶人で千家流茶の湯の開祖。織田信長・豊臣秀吉に仕えて茶頭として活躍し、秀吉の側近として発言力を持っようになりました。しかし大徳寺の三門の楼上の木像の件で、秀吉に対して不敬不遜の行為...
Modify : 2023-04-22 10:34:08 ✎ さくらがい
上御霊神社は「応仁の乱」の勃発の地として知られていますが、近年境内に新しい記念碑が建立されました。石碑の文字は応仁の乱の東軍の総大将・細川勝元の末裔、細川護煕(元首相)の揮毫によるものです。
Modify : 2023-03-24 14:09:02 ✎ さくらがい
「二つ折りの恋文が、花の番地を探している」、ルナールの美しい詩です。「蝶」を「二つ折の恋文」と表現し、飛んでる様を「花の番地を探してる」、この擬人法の散文詩を「フォト俳句」でイメージしてみました。
Modify : 2022-03-22 12:27:08 ✎ さくらがい
涼やかな浴衣姿は宮川町の舞妓・小晶さんです。2023年夏頃に襟替えの予定で、芸妓としても人気はますます高まることでしょう。
Modify : 2023-04-23 09:38:01 ✎ さくらがい
冬の比叡山。坂本ケーブルの乗り場近く、木の間から虹が美しい七色変化を見せながら湖面に溶け込む残影にしばし見惚れていました。夏の虹よりも淡くたちまち消えますがとても印象深いものがあります。
Modify : 2023-09-05 09:53:18 ✎ さくらがい
好天気に恵まれて川鵜(かわう)と亀(かめ)が仲良く日光浴をしながら羽と甲羅を乾しています。 面白い取り合わせですが、フォトが鵜(う)の代わりに鶴(つる)ですと申し分ないのですが・・・。童謡「♪かごめ...
Modify : 2023-03-24 14:06:27 ✎ さくらがい
木曽路の宿場の馬籠宿は文豪・島崎藤村の生誕地で藤村記念館が本陣跡に建っている。一方、妻籠宿にある脇本陣奥谷(わきほんじん おくや)は檜を豊富に使い粋を集めた建造物で国の重要文化財に指定されているが、...
Modify : 2022-08-22 17:03:23 ✎ さくらがい
八坂神社の境内にある美御前社は、名前の通り美を象徴する神として宗像三女神が祀られています。古くから祇園の芸舞妓をはじめ美しくなりたい願望の女性や理美容・化粧品業者の崇敬を集めています。また「をけら...
Modify : 2022-01-07 14:44:20 ✎ さくらがい
吉野山にはシロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集して全山を埋め尽くします。 一目に千本見える豪華さという意味で「一目千本(ひとめせんぼん)」と呼んでいます。また後醍醐天皇が足利尊氏に敗れ吉野...
Modify : 2022-03-30 16:48:24 ✎ さくらがい
奈良の東大寺・二月堂のお水取りは早春の夜の風物詩です。童子が燃えさかる松明を、お堂の欄干の上で回転させながら突き出すと、美しい炎がお堂を赤く染め火の粉が舞い散ります。「修二会(しゅにえ)」の修行は...
Modify : 2023-03-02 15:23:37 ✎ さくらがい
ライトアップされた夜の公園。真昼のような明るさの中でブランコを楽しむ少年や電飾を愛でる女性などを映し出しながら、ゆったりとした空気が流れています。
Modify : 2022-05-02 20:39:10 ✎ さくらがい
『一粒の麦もし死なずば』は、フランスの小説家の作品。キリストの言葉、「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」に由来します。日本人の主食のお米につても同じこと...
Modify : 2019-04-20 18:39:50 ✎ さくらがい
東京スカイツリーの天望デッキから下界を見下ろすと、谷崎潤一郎の随筆「陰翳礼讃」の美意識が理解できるような気がします。タワーの足元は三角形で、高くなるにつれて円形に変わり,そして五重塔に似た制振構造...
Modify : 2019-02-26 22:33:46 ✎ さくらがい
一人静は「静御前」になぞらえてついた花の名前で、白い小花のようすは清楚でしとやかな感じです。ひっそりと咲き、ひとしれず散ってゆく風情は白拍子の舞を彷彿させるかのようです。
Modify : 2019-03-07 11:05:48 ✎ さくらがい
宇治田原の正寿院では、毎年夏に風鈴祭が行われます。約2000個のガラス製の風鈴が境内を埋め尽くし、本堂では備前焼や信楽焼などで作られた47都道府県のご当地風鈴も涼を運んでいます。
Modify : 2020-03-26 16:38:47 ✎ さくらがい