「源氏物語」ゆかりの地(No.31)~二題 『京都御苑内』
NHK大河ドラマ「光る君へ」の放送は終了したが、石山寺や宇治の「茶ずな」では、まだ関連の展示が続いている。当欄でも未紹介先の巡見を今しばらく続けたい。今回は京都御苑内にある藤原道長の屋敷跡と紫式部が清少納言と才を競ったといわれる枇杷殿(びわどの)跡。いずれも、今あるのは駒札のみだが、木々は語らん。
Updated Date : 2025-01-10 21:37:22
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土御門第跡(藤原道長の屋敷跡)
゛この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば” 、この有名な歌は土御門第の酒宴で披露された。
「場所」は清和院御門を入った右手のバッタが原の南に位置する。
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枇杷殿跡(紫式部と清少納言が才を競った・・)
「場所」は、蛤御門を入って南の「桃林」と「梅林」の中間あたりになる。枇杷殿は平安時代前期、藤原基経(ふじわらのもとつね)の次男・藤原仲平(ふじわらのなかひら)の屋敷跡で敷地内に植えられたビワの木が名称の由来という。
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京都御苑
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