桜貝のぶらり京都たび
見応えのある西陣織アート、~源氏物語と雅な歌人たち~『西陣織あさぎ美術館』
西陣織で源氏物語の世界を表現した企画展を訪ねた。当美術館が所蔵する西陣織の中から源氏物語にまつわる帯や掛け軸など約30点が展示され、中でも「国宝 源氏物語」と名付けられた丸帯は国宝・源氏物語絵巻の一部をモチーフに制作。また光源氏の装束や紫式部の丸帯などが繊細な織物の技術で再現されていて素晴らしい。
Updated Date : 2024-02-12 21:36:38
Author ✎ 京都再発見
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展示コーナーの一場面
会場 下京区烏丸通仏光寺上る 塚喜スクエア7階 会期 2024年6月30日まで。
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西陣織 丸帯「紫式部」
徳川美術館が所蔵する源氏物語絵巻と共に有職源氏鑑に描かれた各帖を西陣織の 最高といわれる、1800口織ジャガードで精緻に織り上げたという。
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西陣織 丸帯「国宝源氏物語」
54帖の各帖より1~3場面を選び絵画化し、その絵に対応する物語本文を書写した「詞書(ことばがき)」を各図の前に添え、詞書と絵を交互に繰り返すかたちをとっている。
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西陣織「古今昼夜の水と波」
国宝「日月山水図」と俵屋宗達「松島図」をベースに暗闇で輝く畜光糸を使い、幻想的な風景を織り上げている。
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会場 下京区烏丸通仏光寺上る
35.00148397938639
135.7594160176814
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35.00148397938639,135.7594160176814,0,0,0
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