「花のいろは うつりにけるな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」、歌意=花と同じように私の容色はすっかり衰えてしまったなあ、むなしくわが身にふる長雨を眺め物思いに沈んでいるうちに。山科の...
Modify : 2025-05-09 19:59:54 ✎ 京都再発見
春雨じゃ濡れて参ろう!と訪れた随心院は人はまばら、境内はさみだれ音と鶯の賛歌が静の中にも動のムードを醸していた。見どころの多い寺院なので晴雨にかかわらず参拝者はもっと訪れても良いのにと思う。境内の...
Modify : 2025-05-09 17:36:05 ✎ 京都再発見
大田神社から徒歩で15分ほど東にある深泥池では白色のカキツバタが見ごろです。池は「深泥池水生植物群落」として1927年に、動物も含めて「深泥池生物群集」として1988年に、それぞれ国の天然記念物に指定されて...
Modify : 2025-05-08 18:03:32 ✎ 京都再発見
゛♪鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれて‥♬ ”(陽はまた昇る)~谷村新司。私がこの花に出会ったのは今朝、道を歩んでいたときのこと。鮮やかな紫色に惹かれ花の名を調べると私の好きな歌「陽はまた昇る」の2番に...
Modify : 2025-05-08 09:57:50 ✎ 京都再発見
随心院の表書院には狩野派の絵師によって描かれた華麗な障壁画があります。色鮮やかな現代風の絵画は小野小町の生涯を4つに分けて描いたものですが、全体(1枚目)を眺めただけでは気が付かない隠し絵のような内...
Modify : 2025-05-07 20:58:11 ✎ 京都再発見
小粒ながら珍しい達磨神社が、上七軒の芸妓組合の近くにあります。禅の祖とされている達磨大師を祀る神社です。達磨大師はインドから中国に渡り禅宗を興した人物で、日本では縁起物のだるまの原型とされています...
Modify : 2025-05-06 22:02:14 ✎ 京都再発見
上賀茂神社の境外摂社・大田神社の参道のカキツバタ群生は国の天然記念物。百人一首歌人・藤原俊成が詠った ″神山や大田の沢のかきつばた深きたのみは色に見ゆらむ”はその美しさを託した恋の歌。今年も見ご...
Modify : 2025-05-05 22:25:26 ✎ 京都再発見
藤棚から垂れ下がる華麗な「藤」にはとても及ばないですが名前は「草藤(くさふじ)」、藤に似ていますが、木の仲間ではなくカラスノエンドウなどの草花に属するので、クサフジ(草藤)と呼ばれています。棲息地...
Modify : 2025-05-05 17:22:17 ✎ 京都再発見
「都草」は、かつて京都で多く見られたことから名がついたといわれるが、現在は全国各地でもみられるようだ。また「都忘れ」は鎌倉時代、承久の乱に敗れて佐渡に流された順徳院が、この花を見て心を慰めたことか...
Modify : 2025-05-05 12:27:00 ✎ 京都再発見
わが家の庭は「花より果実」で、リンゴ、サクランボ、イチジク、柿、モモ、など欲張って多種類の果樹を栽培しています。今年も収穫の第1号はサクランボで、量はささやかながら素人の手植えとしては、まずまずの...
Modify : 2025-05-05 09:10:00 ✎ 京都再発見
千本えんま堂狂言は京都の三大狂言(他は壬生大念仏狂言と嵯峨大念仏狂言)の一つで、結成50周年を記念して祝福芸を題材にした「江戸万歳」(えどまんざい)を復活した。壬生と嵯峨の大念仏狂言は無言で演じられ...
Modify : 2025-05-04 21:17:02 ✎ 京都再発見
琵琶湖疏水に架る「日本最初期の鉄筋コンクリート橋」は明治期の土木遺産として疏水ゆかりの代表的な名物のひとつである。だが今回の主役は「橋」ではなく、橋の記念碑を囲むヒノキである。枝にたわわに実る「桧...
Modify : 2025-05-04 17:24:02 ✎ 京都再発見
京都府立植物園の北側にあるベーカリーとレストランの店。当店は京都で知名度のあるベーカリー故、ゆっくりとレストランの食味をしたいところだったが、時間に追われていたため手軽なパスタの単品ですませた。イ...
Modify : 2025-05-03 20:42:14 ✎ 京都再発見
東山山麓の東に広がる山科盆地には琵琶湖疏水の完成により豊かな水がもたらされた。そのプロセスで南北に流れる安祥寺川は、河川の上を運河が流れる形での立体交差が生まれた。つまり安祥寺川の上を琵琶湖第1疏...
Modify : 2025-05-02 21:47:05 ✎ 京都再発見
今夜の夕食中に焼き魚「サバ」の体内から小鳥のような形をした骨が現れて驚きました。実は3日前にも「ハタハタ」から「鯛の鯛」が出たばかりでした。調べてみると「鳴門骨」と呼ばれる魚の脊椎骨にできるコブ状の...
Modify : 2025-05-01 14:23:13 ✎ 京都再発見
つけ麺らしい感じの店。初めてで食べ方が分らずに隣の青年に教えてもらう。まず昆布水に浸した麺を啜り、麺を豚の入ったスープにつけて食す。 その間スダチも絞って入れる。あっさりとした口当たりで味は好みと合...
Modify : 2025-04-29 22:09:10 ✎ 京都再発見
鯛の鯛(たいのたい)とは鯛の体の中に子ダイのような姿をした胸ビレを支える骨が2個あるのです。過去にご紹介しましたが(写真下)、今度はハタハタの中から似た骨(?)が出てきました(写真上)。2度目の経験す...
Modify : 2025-04-28 20:36:05 ✎ 京都再発見
〝この~木何の木、気になる木”。「なんじゃもんじゃ」(本名はヒトツバタゴ)です。白くプロペラのような可憐な花を咲かせますが、散るのも早く見ごろはここ数日の間でしょう。山科川の小栗栖人道橋の近くで見ら...
Modify : 2025-04-28 15:24:08 ✎ 京都再発見
当神社は応仁の乱の戦端が開かれた古戦場として知られる。平安遷都にあたり桓武天皇が平安京の守り神として崇道天皇の神霊を祀ったのが当神社のおこりという。南の堀と境内に咲く「いちはつ」は「あやめに」に似...
Modify : 2025-04-27 10:12:02 ✎ 京都再発見
"♪空は暮れて 丘のはてに 輝くは 星のひとみよ なつかしの マロニエの木蔭に・・♫”(松島詩子)。古い歌で恐縮ながら、タンゴの調べで私の好みの曲。「マロニエ」と聞けばどんなハイカラな木かと思われがちな...
Modify : 2025-04-26 23:12:06 ✎ 京都再発見