桜貝のぶらり京都たび
花手水シリーズ(No46)~百合など三種 『今宮神社』
「花手水」に対する当神社の力の入れようには目を瞠ります。ユリの花、ハグマノキ、鉄線の三種の組み合わせが斬新です。ちなみに欧米では、テッポウユリは復活祭、白いユリはキリスト教の儀式で欠かせない花となっています。ハグマノキはスモークツリー(煙の木)とも呼ばれています。鉄線はさりげなく顔を見せています。
Updated Date : 2025-06-30 18:08:02
Author ✎ 京都再発見
この記事のシェアをお願いします。☺

ハグマ(白熊)とは中国産の「ヤク」という動物の白い尾で、武将の采配、僧侶の払子(ほっす)、旗や槍の装飾として使われています。
お玉の井と手水花①
楼門を入ると右手にある手水舎「お玉の井」。西陣の八百屋の娘であったお玉が将軍徳川家光に見初められ側室となり、5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院になったというシンデレラストーリーが有名。手水舎はお玉の方の寄進によるもの。
OpenMatome
お玉の井と手水花②
百合、煙の木、鉄線の組み合わせ。 k
OpenMatome
お玉の井と手水花③
左上の説明版に元禄年間に桂昌院(お玉の方)の寄進によると書かれている。
OpenMatome

 大きな地図を表示
今宮神社
35.0455957
135.7421309
0
0
0
17
35.0455957,135.7421309,0,0,0
この記事のシェアをお願いします。☺


関連記事

街角の点描(109 )~二つの像 『シップス・キャットと青年ブロンズ』
食堂(No.112)~和牛懐石 『わ美』
石と水の物語(No.9)~謎の石 『臍石(へそいし)』
フォト俳句(868) 『慈雨の無き空唸りたるひと日かな』
街角の点描(108)~変貌する大阪・梅田エリア 『GRAND GREEN OSAKA』 



トップへ戻る