" 花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき " 『林芙美子の短詩から』
映画「浮雲」のラストにこの詩が流れる。高峰の危篤の知らせを受け、屋久島の山をあわただしく下山した森は、高峰にすがって泣く。初めて失ったものの大きさを知ることになった男の姿があわれ。2024年の台風10号で、樹齢3000年という白谷雲水峡の「弥生杉」が倒れたとのこと、巨木の生命にも限界があるのだ。
Updated Date : 2024-09-23 22:11:13
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巨大杉群落(京都市右京区京北、片波川源流域」)
ここは西日本でも屈指の杉群落の森。屋久島の杉に遜色ない迫力がある。
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苔むす舟形の岩に可憐な花が・・・
(貴船神社の奥宮)
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屋久杉の板戸(真如堂)
この板戸は屋久杉の一枚板で直径1.5m以上の大木から切り出されたものと思われる。京都の元三井家宅の建具だったという。
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