街角の点描(No.79 )~ 『花街の不思議なスポット』
知る人ぞ知る花街の隠れスポット。今更ながらの感無きにしも非ずながら、その訳を紐解くとエピソードが興味深い。先斗町の露地に潜む不思議な伝説の祠「臼大明神」と「十五大明神」、更には歌舞練場に美貌ゆえに、兵士の士気が下がることを恐れ戦場では仮面を付けて戦ったという伝説の鬼瓦などを取り上げてみた。
Updated Date : 2023-09-08 10:11:13
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先斗町歌舞練場の屋根の鬼瓦
この鬼瓦は、中国の「蘭陵王(らんりょうおう)」の舞楽面を型取ったもので、 先斗町の繁栄を祈念して守り神として据えられている。
「注」蘭陵王は6世紀の中国の人物で、文武両道、智勇兼備で戦いに長けた勇者という。両サイドには太鼓が置かれている。
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臼大明神(うすだいみょうじん)
『京都民俗志』によると、「大津紺屋関に棲んでいた八九郎狸が住み所を失って此処の臼の内に移った。この神は願を一つだけ聞いて呉れると伝へられている。また猪熊兼繁京大名誉教授は「天正年代のころ,この近くにあった天主教会が、キリシタン禁圧で消え、その後デウスと臼をひっかけて信徒がひそかに、拝んでいたものではないか」と説く。粗末に扱うと祟り、丁寧に扱うと平和が保てるという(14露地にある)。
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十五大明神(そごだいみょうじん)
先斗町の15番路地にある祠「十五大明神」。昭和53年この先斗町で大きな火災が発生。だが料理屋「ますだ」の店の手前で火は消え、その店の前に置かれていた信楽焼の狸の置物が真っ二つに割れていた。そこで「ますだ」の女将が、狸の置物が身代わりになって火を止めてくれたと感謝して祀ったのがこの祠。今は亡き「ますだ」の女将の豪快な笑い声が懐かしい。
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