桜貝のぶらり京都たび
神楽岡かいわいの点描(~その1)『吉田山の眺望、斎場所大元宮、明治天皇の胞衣塚』など
左京区の南部に位置する吉田山は、神楽岡(かぐらおか)とも呼ばれる丘陵地である。もとは吉田神社の神苑で全山が松に覆われていたが、近年はナラ枯れに注意を要する状態にある。吉田神社の末社のひとつで平面八角の「斎場所大元宮」は天神地祇八百万神を祀り、その後方に内外両宮および延喜式内の神3132座を奉祀する。
Updated Date : 2024-10-21 16:35:55
Author ✎ 京都再発見
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吉田山頂の緑地からの展望
標高105mの山頂からの眺望は良く、東山の如意ヶ嶽の景観も美しい。
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斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)
通常は内部非公開だが、毎月1日は無料で公開されている。全ての神を祀っているため、 大元宮を参拝することは日本全国の神を参拝したのと同じ効用があるとされている。八角形の特異な形をした本殿は、国の重要文化財に指定されている。
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斎場所大元宮内にいた「方相氏」
方相氏とは、大晦日や節分に行われる追儺(ついな)式、即ち鬼やらいの時に魔や鬼を払う為に出てくる神様、或いはその神様に扮装する役目の人々の呼称。
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明治天皇の胞衣塚(斎場所大元宮の北側にある)
各地の墳墓はあれだけ手厚く管理されているのに、天皇の胞衣塚が何故このように雑草に覆われた状態のままなのか不思議に思う。
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